なぜ、エアコンはクリーニングが必要なのか!?

エアコンは、部屋の空気を熱交換器で冷却または加熱して循環する装置です。
フィルターより小さなホコリやニオイ等は、エアコン内に付着・蓄積されます。
タバコのヤニも付着します。
さらに、エアコン内で結露した水分によって、カビや細菌が発生してしまいます。
フィルターをマメに掃除しても、結果的に、エアコンは汚れてしまいます。
エアコンの宿命ですね!?
これは、掃除機能が付いたエアコンでも同じです。
掃除機能と言っても現段階(2015年)ではフィルターしか自動で掃除してくれません。
アルミフィンやファンの自動掃除機能がある機種は、現段階(2015年)では無いと思われます。
むしろ、自動掃除機能が付いていると構造が複雑でエアコンクリーニングをする際に分解・組立に時間がかかり結果的に高額になってしまいます。

汚れた状態で使い続けると部屋中にカビ・細菌等々、撒き散らしてしまいます。
さらに、エアコンの効きが悪くなると同時に電気代も掛かります。
残念ながら、市販のエアコン洗浄スプレーでは完全にキレイにする事が出来ません。
そこで、プロによるエアコンクリーニングが必要になります。

エアコンのニオイについてですが、エアコン内部に付着した汚れのほか、室外のニオイがドレン(結露によって発生した水分を排出するパイプ)を伝わって室内へ侵入するケースや生活臭(料理・汗・タバコ・洗濯物の洗剤や柔軟材など)によるケースもあります。
エアコンクリーニングによってエアコン内部の臭いは当然消えますが、室外のニオイや生活臭などによって発生するニオイは、すぐに付着してしまいます。

エアコンはクリーニングすれば長年使えます。
買い換えや購入を検討中の方は、まずは、こちらエアコンの選び方を参照下さい。

施工箇所

  • 室内機:
  • アルミフィン/ファン/ドレンパン/外装パネル(カバー)/フィルター

  • 室外機:
  • カバー/アルミフィン/プロペラ

    施工の流れ

    1.事前のお願い

    エアコンの下にものがある場合は事前に移動して頂きますと助かります。
    脚立、洗浄水(タンク)、洗浄機、汚水用バケツ等を置きますので畳2帖程のスペースがあれば大丈夫です。

    下の写真は、移動後の状態です。事前にスペースを空けて下さいね!

    2.作動点検と床の養生

    クリーニングを始める前に、エアコンを運転させ作動点検をし、破損部等がないか確認致します。
    立ち会いをお願い致します。

    エアコンの下の床をビニールシートで養生します。
    洗浄水や洗浄した汚水は溢しませんが、仮に溢してしまっても汚しません。

    3.分解

    ビニールシートの上に脚立を置き、エアコンを分解してカバーやフィルター等のパーツを取り外します。
    掃除機能が付いている機種については、ここで取り外します。
    天井設置エアコンについても同様です。

    4.養生

    エアコン周りを養生します。
    洗浄機を使用しますので周りに洗浄水が飛び散らない様にしっかり養生します。

    エアコン洗浄は、実はここが要なのです。

    5.エアコン本体の洗浄準備

    エアコン本体(熱交換器(アルミフィン)、ファン、ルーバー、ドレンパン、他)に洗浄液(洗剤)を噴霧します。

    6.カバーやフィルターの洗浄

    エアコン本体に洗剤を噴霧した後、少し時間を置く事で洗剤が浸透すると共に汚れが浮きますので、その時間を使って、取り外したカバーやフィルター等のパーツを洗います。

    下の写真は、外の水道とお庭のスペースをお借りしていますが、浴室をお借りする場合もございます。

    7.エアコン本体の洗浄

    専用のエアコン洗浄機を用いて本体(熱交換器、ドレンパン、ファン、ルーバー、他)を洗浄します。

    洗浄中は見学可能ですので興味があれば見てください。質問があれば作業中でも大丈夫です。

    下の写真の洗浄機は、使用しやすい様に色々と改造しています。

    下の動画は、洗浄中の様子です。

    アルミフィンを洗浄している一部の映像です。(撮影が下手ですみません)
    黒いホコリやカビが落ちていくのが確認出来ます。

    ファンを洗浄している一部の映像です。
    黒いの(ホコリやカビなど)がジャンジャン出てきます。

    8.試運転

    試運転し、洗浄後のエアコン内部の水分を飛ばしながら乾燥させます。
    ※コート剤は、乾燥後にここで噴霧し、さらにコート剤も乾燥させます。

    9.取り付け、仕上げ

    養生を取り外し、洗浄しておいたカバーやフィルター等のパーツを取り付け、最後に全体を拭いてクリーニング完了です。

    エアコンを運転し作動点検をします。
    異常がない事を確認致します。

    キレイになったエアコンを確認下さい。

    洗浄中に出た汚水を確認する事が出来ます。興味があればお見せ致します。

    使用した道具等を片付けて終了になります。

    事前に移動して下さった家具等の移動もお手伝い致しますのでご遠慮なくお声掛け下さい。

    ※ファン部を洗浄した際の汚水です。

    スクエアワンの施工実績

    当社は、栃木コープ(生協)やヤマダ電機のクリーニング業者としての下請けもしていました。
    2021年末現在、施工実績は、約1700台になります。

    また、掃除機能付きエアコンなどエアコンメーカーへ出向いて分解方法の講習も受けてきました。

    しかしながら、下請けをしているとスケジュールがいっぱいになり、当社のお客様のクリーニング施工日程が結果的に後回しになっていました。
    これを反省し、2013年からは、当社のお客様を最優先に施工するようスケジュール調整をしています。

    左下の写真はクリーニング前で、エアコンの下からファンを覗いたものです。
    ペンライトや懐中電灯を使用すると汚れが確認出来ます。
    右下の写真はクリーニング後の写真です。
    これは、当社がクリーニングした一例です。汚れが落ちた様子がハッキリ確認出来ると思います。

    ビフォーアフター

    熱交換器(アルミフィン)が汚れるとエアコンの効きが悪くなると同時に電気代も掛かるようになります。

    エアコン内部って、実はこんなり汚れています。
    黒く見えるのはカビですね!このまま運転すると部屋中にカビをまき散らす場合がございます。
    業者へ依頼してクリーニングしましょうね!自分ではやらないで下さいね!

    クリーニングすると新品の時のようにピカピカに蘇ります。

    注意事項/お客様へお願い

    注意事項とお願い

    ※年式・仕様(タイプ)・設置状況等によって対応出来ない場合が稀にあります。
    ※エアコンの下に物がある場合は、事前に移動して頂けると助かります。
    家具など移動出来ない物については、お伺いしてから対応を考えます。
    ※外の水道や浴室をお借りし、取り外したカバーやフィルターを洗います。洗い場をお貸し下さい。
    また、洗浄機を使用しますので、電源(コンセント)をお借りします。
    ※駐車スペースの確保をお願いします。
    駐車スペースがなく有料駐車場を使用する場合は、恐縮ですがお客様負担でお願いします。

    クリーニング中の見物、大歓迎です。キレイになっていく様子を確認下さい。

    製造年10年超の機種について

    製造年が10年を超えた機種は、プラスチックの劣化等で施工時に破損や故障の原因になる為、クリーニング施工をお断りする業者もございます。

    スクエアワンでは製造年30年超の機種の施工経験はございますが、破損や故障をしても保証が出来ません。
    その旨ご承知置き下さい。

    過去1700台超の施工で故障は2台程ですが幸いにもメーカーさんにパーツの在庫があったので復帰可能でしたが在庫が無ければ復帰不可になります。

    フィルター掃除機能付壁掛エアコンについて

    掃除機能付壁掛エアコンの場合、掃除機能を取り外さないと施工が出来ない場合がございます。
    コネクター等の電気部品を右側のプリント基板から取り外すのですが、エアコン本体が右壁ピッタリに取り付けられている場合、コネクターを外す事が出来ません。
    また、左側にもコネクターが付いている機種もございます。

    写真を撮って送って頂くのが一番わかりやすいのですが、エアコン本体と左右の壁との間隔を知りたく、ご連絡をお願い致します。

    とは言っても、折角スクエアワンをご指定下さっているのですから、なんとかクリーニング出来ないものかと工夫して施工する場合もございます。(この情報は社外秘です。)
    ですから、施工不可という案件は、今まで数台でございます。

    室外機やドレンホースの洗浄について

    スクエアワンでは、室外機やドレンホースの洗浄をオプションで設けておりません。理由は下記の通りです。

    スクエアワンの考えですが、室外機は外観が汚れても内部は思ったより汚れていないし冷暖房に影響ないと考えます。
    なのでお金を掛けるのが勿体ないと感じます。

    また、ドレンホースについてはエアコン本体を洗浄すれば自然とキレイになり詰まりもなくなると考えます。
    それはエアコン本体をクリーニングする際にエアコン洗浄液(洗剤)を使用するので汚れが浮き、その後洗浄機で水がホースへ流れるので汚れも無くなると考えます。
    ただ、ホースの曲がりが極端だったり、先端に虫侵入防止なのでしょうか栓がしてある場合は詰まりの原因になりますのでクリーニング中に水の流れが悪い場合は無償でホースを確認しています。
    また、クリーニング中にホースから流れる汚水を確認出来ます。

    コート剤のご案内

    コート剤には種類がございます。

    消臭コートのご案内

    スクエアワンが使用している消臭コート剤は、香料で誤魔化すものではなく、悪臭を迅速かつ根本的に除去します。
    毒性の強い成分をまったく使用していない、安全性の高い消臭剤です。(コート剤メーカーの案内文より抜粋)
    エアコンの臭いが気になる方へオススメしています。
    口コミ投稿をお約束頂ければ、一台の施工を無料(通常1000円)でプレゼント致します。

    施工日当日に追加でご依頼されても大丈夫ですが、事前にご依頼頂けますと幸いです。

    防カビ抗菌コート(高耐久)のご案内

    スクエアワンでは、約60種類のカビを含む2000種類以上の菌に効果がある防カビ抗菌剤(コート剤メーカーの案内文より抜粋)を使用しています。「防カビ」「抗菌」「防臭」を致します。

    クリーニングでスッキリキレイになった後に、防カビ抗菌コートを施工する事で、キレイが長持ち致しますのでオススメしています。
    施工料金は、ほぼ原価(2000円相当)になります。

    エアコンが設置してある環境や使用頻度によりますが、スクエアワンでは2年に一度のクリーニングを推奨しております。
    防カビ抗菌コートを施工する事で1シーズンキレイを保てると想定して3年に一度のクリーニングでよろしいかと思いますのでお得と思います。

    施工日当日に追加でご依頼されても大丈夫ですが、事前にご依頼頂けますと幸いです。