薬を服用しなくても生きていけないものか!?

ひと昔前の研究では・・・

動脈硬化を起こした血管の中にコレステロールが発見されたので、動脈硬化の原因はコレステロールとされ、コレステロールは減らした方がいいという結果になって、それから「悪者扱い」されるようになったそうです。

近年の研究では・・・

動脈硬化を起こす本当の原因は「炎症」であって、コレステロールは、その炎症を修復するもので、決して悪者ではなく身体にとって必要不可欠なもの。
むしろ「コレステロールは善者」である事が判明したようです。

火事が血管の炎症と例えれば・・・

その火事を消しに集まった消防車(消防隊)がコレステロール。
ひと昔前は、せっかく火事を消しに駆けつけてくれたのに、たくさん集まっているから消防が火事の原因だ!と勘違いされていたという訳です。おかしな話ですw

じゃ、本当の火事の原因「血管の炎症の原因」は何なのか?

研究段階のようではありますが・・・
喫煙
トランス脂肪酸
高血糖
肥満
ストレス
老化
が要因と考えられているようです。
この要因から引き起こす血管の炎症がなければ、プラーク(*1)や血栓(*2)が出来る事はないし、それらが出来なければ心筋梗塞や脳梗塞などにはならないという訳です。

結論をいうと・・・

心筋梗塞や脳梗塞の真の原因は「血管の炎症」。
コレステロールは、基本的に無関係。
仮に血管の炎症があったとして、その時に、コレステロール低下薬等で無理にコレステロールを下げてしまうと、修復機能が働かない危険性があるという事になりかねません。

*1.プラークとは・・・
血管の炎症が持続的に起こって修復が繰り返されると、その部分がケガの後のカサブタのように盛り上がり「塊」になります。その塊をプラークと呼びます。
このプラークが血液の流れを妨げたり、プラークが破裂して血液が凝固したり、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす危険性が高まるという訳です。

*2.血栓とは・・・
プラークは血管内を狭くし、血管壁を硬くします。この状態が動脈硬化。
プラークが大きくなると、プラークを被う血管内膜が薄く、もろくなります。
そこに高血圧やストレスなどの要因が加わると、傷ついたり破れたりして出血します。
すると、その部分は血小板などで止血されます。
この状態が血栓。血栓は血液の「塊」です。その後、血管は修復されます。
そして、用済みとなった血栓は、溶解され血液がスムーズに流れるようになるようです。
ここで血栓が血管を塞いで(ふさいで)しまうと心筋梗塞や脳梗塞などが起こるという訳です。

※一部、著書「100歳まで長生きできるコレステロール革命」から引用


さて、「コレステロールは悪くない」という事がわかりました。「悪者は血管の炎症」でした。
なので、コレステロール低下薬は不要。
無理にコレステロールを下げてしまうと、修復機能が働かない危険性がある。という事です。


では、その血管の炎症を起こさないようにするにはどうすれば良いでしょう?

タバコ
暴飲暴食
大好きなスイーツ
ストレス
老化は?

食事の前に●●を摂取すると身体の炎症を抑えるという優れものがあるんです。その●●とは?

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